暮らしの知恵を持ち帰る。
郷土料理や保存食、発酵の技術は、昔の人たちが編み出した暮らしの工夫の結晶!福島12市町村に受け継がれてきた食文化を辿りながら、現代を生きる一人一人が、自分の「おうちごはん」をより楽に・面白くするヒントを見つけに行く部活動です。
料理が得意じゃなくても大丈夫!「好き」な気持ちを持ち寄って、おしゃべりするところから始めます。食べることが好きな方、発酵や保存食づくりに興味がある方、忙しい毎日の中で自分らしい食卓を見つめ直したい方。ぜひご参加ください。

トークパーティ!
●参加場所:オンライン
※顧問の先生は渋谷の部室に来られる予定です。ご希望があれば部室からの現地参加でも構いません。
何気なく食べてきた料理が実は地域特有の食材だったり、実家ならではの味付けだったりするかもしれません。そんな記憶の中の「おうちごはん」の話や、忙しい日々を無理なく乗り切るための工夫、お気に入りの調味料や調理道具の話などを自由に持ち寄ります。それがおうちごはん部のオンライン自己紹介パーティ!顧問や地域ナビゲーターも参加し、それぞれの「好き」な気持ちを分け合う時間からはじまります。

漬けたり、調味料にしたり。
●参加場所:福島県楢葉町・富岡町
沿岸エリアの郷土料理を実際に作ってみる1泊2日のフィールドワークです。楢葉町特産の柚子を使って、柚子胡椒を手づくり。青柚子の収穫からはじめ、この土地の素材に少し手を加えてみることで、普段何気なく使っている調味料が、自分の手の中から立ち上がる感覚を楽しみます。郷土料理「カツオの焼き浸し」は、鰹が多く水揚げされる浜通りならではの保存食。地元のお母さんに教わりながら一緒につくる中で、しつらえや段取り、ふとした会話から、新しい「おうちごはん」のヒントに出会えるかもしれません。

こんなにあるなんて!
●参加場所:福島県川内村
福島県を訪れると、お餅の食べ方の豊富さに驚かされます。山間エリアにある川内村の「いわなの郷」を調理拠点に、豪雪地ならではの漬物文化に触れたり、様々な郷土性のあるお餅のタレをこしらえて、餅バイキングを繰り広げましょう!顧問で発酵麹料理家のmacoさんにご指南いただき、本当に美味しい発酵あんこや醤油麹など、米麹からはじまる発酵の世界にも足を踏み入れます。季節や温度、食材と私たちの食卓とが、地続きでつながっていることを体感するフィールドワークです。

しっかり味わう。
●参加場所:東京都渋谷区 sponge
フィールドワークで仕込んできた柚子胡椒や麹調味料、漬物などが、冬の間寝かせることでどんなふうに味わいを増したのか、試食してみましょう。自分たちで手づくりしたものをはじめ、福島12市町村に伝わるさまざまな保存食たちを食べてみて、食レポしてみませんか?現地を見てきた私たちだからこそ、食材の来た道や保存方法の背景、人の顔までも浮かぶような「美味しさ」を表現できるかもしれません。ここでのレポートを、次の文化祭へ繋げます!

おすそわけ。
●参加場所:都内会場
一年を通して仕込んできた保存食や発酵調味料、そして現地で出会った食文化の魅力を、試食や展示を通して来場者へお届けします。自分たちで味わい、言葉にしてきた「美味しさ」を誰かに伝えてみると、「こんな食べ方もあるんだ!」「この料理にも合いそう!」という新しい発見が返ってくるかもしれません。活動を振り返りながら、自分たちの「好き」が誰かの「気になる」につながり、さらに探究が深まっていく。そんな、おうちごはん部らしい締めくくりの時間です。
※上記スケジュールは現段階での予定のため、
今後変更になることがあります。

大阪府堺市で発酵麹料理教室「macocoごはん教室」を主宰しています。私が発酵を伝えている理由は、発酵食品を作ることではなく、家族の笑顔が増える食卓を届けたいからです。これまで延べ11,000名以上の方に発酵や家庭料理をお伝えしてきました。今回の「おうちごはん部」でも、福島に受け継がれてきた保存の知恵や食文化を皆さんと一緒に学びながら、それぞれの暮らしに持ち帰れる「笑顔の種」を見つけられたら嬉しく思います。

私は6月が近づくとそわそわしてきます。「そろそろ梅はどんな調子かな?今年は暑いから去年より収穫は早いかな?」そんな事が頭に浮かんで、大好きな梅シロップを漬ける準備に入ります。この生活も4年目。今年は梅の特徴に合わせて砂糖の種類を変えたりスパイスを加えるなど、自己流のアレンジで漬けるまでに至りました。このように、私たちの地域には季節に合わせた保存食の楽しみが溢れています。私もまだまだ知らないことがいっぱいなので、一緒に学んでいきたいと思っています。ぜひこの機会に、季節の移ろいを感じる食文化を体験し、みなさんの暮らしの中に持ち帰ってみませんか?
東京都大田区生まれ。2012年福島県双葉郡川内村に移住、いわき市を経て2020年から富岡町在住。中山間地である川内村で保存食や伝統食に触れ、その楽しさに夢中になる。それ以来、鏡餅づくりの講座などを地域の方たちと主催。現在は富岡町でこども食堂を主催し、「気がついたら野菜が食べられた!」を目指して地域の採れたて野菜をふんだんに使った献立作りに取り組んでいる。プライベートでは、季節の野菜を無駄にしないようにピクルスなどの手軽にできる保存食作りを楽しんでいる。
料理好きの方はもちろん、地域文化や発酵、保存食、暮らしの知恵に興味のある方などが対象となります。
大丈夫です。料理教室ではなく、地域の食文化や発酵、保存食など暮らしの知恵を探求する部活動です。得意・不得意に関わらずご参加いただけます。
可能な限り配慮いたしますので、お申し込み時にお知らせください。ただし、共通の調理環境を使用するため、完全な除去対応が難しい場合があります。
フィールドワークの内容によっては個別対応が難しい場合があります。事前にご相談ください。
郷土料理を作ること自体が目的ではありません。福島12市町村の郷土料理や保存食づくりを入り口に、その背景にある暮らしの知恵や価値観を探求する部活動です。
各回のフィールドワークにてご用意いただきたい備品等については、事前に事務局からLINEオープンチャットを通じてご案内させていただきます。現地で使用する調理用具については事務局側にて用意いたします。